自宅やアウトドア施設にサウナを設置するなら、水風呂もセットで用意したいところです。しかし「水風呂の自作は難しそう」「どんな容器を使えばいいかわからない」と悩む方も多いのではないでしょうか。本記事では、Gタンクを使った水風呂DIYのアイデアと設置アレンジを具体的に紹介します。
自宅・屋外に水風呂を自作するメリット
サウナ施設の水風呂は温度管理が行き届いており快適ですが、自宅や施設に自作の水風呂を用意することにも多くのメリットがあります。
- 好きなタイミングで入れる:サウナ後すぐに水風呂に入れるため、「ととのい」の効果を最大限に引き出せる
- プライベートな空間で楽しめる:他人を気にせず、自分のペースでサウナと水風呂を繰り返せる
- 施設の差別化につながる:グランピング施設やサウナ施設の場合、オリジナリティのある水風呂が集客・口コミにつながる
市販のバスタブや大型タライを流用する方法もありますが、耐久性・デザイン性・サイズのバリエーションを考えると、アウトドア用途に特化したGタンクが最適な選択肢のひとつです。
Gタンクが水風呂DIYに向いている理由
Gタンクは亜鉛メッキ鋼板製のアウトドアタンクで、サウナ水風呂としての使用を想定した設計になっています。DIYに向いている理由は以下のとおりです。
- 組み立て不要・置くだけで使える:設置の手間がなく、すぐに水風呂として使い始められる
- 豊富なサイズ展開:ラウンドタンク・オーバルタンクそれぞれにS〜XLサイズを用意。一人用からゆったりサイズまで対応可能
- スタイリッシュなデザイン:ミニマルな外観がウッドデッキや自然環境にも馴染みやすい
- 高い耐久性:屋外の厳しい環境にも耐えられる亜鉛メッキ素材を使用
- オプションで温度管理も可能:薪炊き式のファイヤーヒーターや水冷クーラー(ZTKシリーズ)と組み合わせることで、露天風呂・冷却水風呂にも対応
Gタンクを使った設置アレンジアイデア
Gタンクはそのまま置くだけでも使えますが、設置環境に合わせてアレンジすることで、見た目・使い勝手がさらに向上します。ここでは代表的なアレンジ方法を紹介します。
デッキに埋め込んで一体化させる
ウッドデッキや石材デッキにGタンクのサイズに合わせた穴を開け、タンクをはめ込む方法です。デッキ面とタンクの縁が同じ高さになるため、またぎやすく入浴しやすいのが最大のメリットです。見た目もデッキと一体化してすっきりとした仕上がりになります。
施工のポイントは、タンクの底面に排水用のスペースを確保しておくことと、木材と金属の接触部分に防水処理を施すことです。デッキ下に排水口や配管を通しておくと、使用後の水抜きもスムーズになります。
ウッドデッキ上に置いてフレームで囲む
デッキへの加工が難しい場合は、Gタンクをデッキ上に置き、木材やウッドパネルでタンクの外周を囲む方法がおすすめです。フレームをタンクと同じ高さに合わせることで、埋め込みと同様の見た目を再現できます。
フレームの素材はタンクと相性のよいウエスタンレッドシダーやイペなどの耐久性の高い木材が適しています。ステップ(踏み台)を一緒に設けると、入浴時の動作もスムーズです。
石・タイル・砂利で周囲を装飾する
タンクの周囲を石材やタイル、砂利で仕上げることで、旅館の露天風呂のような雰囲気を演出できます。自然石を積み上げてタンクを囲むだけでも、見た目のクオリティが大きく向上します。
グランピング施設や体験型施設など、非日常感を演出したい場所に特に適したアレンジです。植栽と組み合わせると、さらに開放的で魅力的な空間になります。
テント・タープと組み合わせてプライベート空間をつくる
サウナテントやタープと組み合わせて、サウナ→水風呂→外気浴までを完結できるプライベート空間をつくる方法です。Gタンクをサウナテントの出口近くに設置することで、移動距離を最小限に抑え、効率よく「ととのい」を体験できます。
アウトドアキャンプや期間限定イベントなど、仮設的な設置にも向いています。テント内にサウナストーブ、テント外にGタンクを配置するレイアウトが一般的です。
サイズの選び方
Gタンクには深さの異なる2タイプ(タンクⅠ:H約300mm/タンクⅡ:H約600mm)と、形状の異なるラウンド・オーバルがあります。水風呂として使用する場合は、深さのあるタンクⅡが適しています。
| サイズ | 容量 | 向いているケース |
|---|---|---|
| ラウンドⅡ Sサイズ(φ800〜1000mm) | 約380L | 一人用・省スペース設置 |
| ラウンドⅡ Mサイズ(φ1100〜1300mm) | 約820L | ゆったり一人〜二人用 |
| ラウンドⅡ Lサイズ(φ1400〜1600mm) | 約1275L | ゆったり一人〜二人用 |
| オーバルⅡ Sサイズ(W800〜1000mm) | 約335L | 一人用・省スペース・縦長の場所に最適 |
| オーバルⅡ Mサイズ(W1100〜1300mm) | 約460L | ゆったり一人用・縦長の場所に最適 |
| オーバルⅡ Lサイズ(W1400〜1600mm) | 約595L | ゆったり一人〜二人用・縦長の場所に最適 |
デッキへの埋め込みを検討している場合は、個体により寸法差があるため、商品が届いてからデッキの設計を進めることをおすすめします。
設置時の注意点
Gタンクを水風呂として設置する際は、以下の点に注意してください。
- 水を入れたまま長期放置しない:使用後は排水し、乾燥させることで錆の発生を防げる
- 塩素系の薬剤は使用しない:漂白剤や次亜塩素酸カルシウムなどの腐食性の高い液体は錆・劣化の原因になる
- 設置場所は水平な場所を選ぶ:傾斜のある場所では水漏れや転倒のリスクがある
- 排水の確保:デッキへの埋め込みや固定設置の場合は、使用後の排水経路を事前に設計しておく
- 木材との接触部分に防水処理を施す:木材の腐食を防ぎ、タンクの錆発生リスクも低減できる
まとめ
Gタンクは「置くだけ」でも使えますが、デッキへの埋め込みやフレームの設置、周囲の装飾などのアレンジを加えることで、見た目・使い勝手ともに大きく向上します。自宅サウナから施設運営まで、用途やスペースに合わせた設置スタイルを選んでください。
サイズ選びや設置方法についてご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。
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